うまく落ちる練習

この夏、ニカサン『うまく落ちる練習』に参加します。
東京と京都で上演します。ぜひお越しください。


うまく落ちる練習

「現代の恐怖の予感を視覚化する」ことをテーマに、舞台芸術と写真・映像メディアを主に用いて制作している三野新が、2017年に立ち上げた演劇コレクティブ ニカサン。
昨年発表された映像/パフォーマンス作品『アフターフィルム』を経て、Chim↑Pomによる「にんげんレストラン」で行われた「『息』をしつづけている」は、会期中何度も投身自殺に遭遇した三野の衝撃的な経験を元に制作された。
ベケットの不条理戯曲から始まった二つの異なるパフォーマンスを融合し、架空の未来を舞台にした演劇公演を東京・京都で上演する。
上へ上へと伸びていく都市開発で増殖する均質で滑らかな風景のなか、「うまく生きる/死ぬ」こともまた、共に形を変えていくのか。

Synopsis
人間が絶滅に向かう世界で、「わたしたち」の頭のなかは、これからすぐにどう死ぬべきなのか?ということでいっぱいだ。
今日も「投身練習場」と呼ばれる健康増進パークは、リラクゼーションミュージックと仮囲いの部屋に囲まれた「清潔で安全な」場所の中で営業している。
うまく落ちられなかった「彼女」の息は誰にも聞こえることはなかった。
「わたし」は誰もいなくなっても、投身練習を続けていく。
「うまく落ちる」練習を続けるわたしたちは、身体に何を宿らせて、落ちていくのだろうか。

【日時】
8月2日(金) 20:00
8月3日(土) 20:00/24:00(深夜公演+特別イベント)
8月4日(日) 14:00/17:00
※受付は各開演時間の45分前/開場は各開演時間の30分前
深夜公演受付は開演時間の 60 分前/開場は 30 分前

【上演時間】約75分

【会場】
ANOMALY
〒140-0002 東京都品川区東品川1丁目33−10 TERRADA ART COMPLEX4F
会場お問合せ:TEL 03-6433-2988
http://anomalytokyo.com/contact/

アクセス
電車▷
東京臨海高速鉄道りんかい線・天王洲アイル駅「B出口」より徒歩約8分
東京モノレール羽田空港線・天王洲アイル駅「中央口」より徒歩約11分
京浜急行線 新馬場駅「北口」より徒歩約8分
山手線、京浜東北線、東海新幹線、ほか・JR 品川駅「港南口」より徒歩約18分
その他▷品川駅港南口、大井町駅東口より複数バスあり

【チケット】
通常公演: 前売券 3,000 円・当日券 3,500 円
深夜公演: 前売券 4,000 円・当日券 4,500 円(ドリンク付)

【クレジット】
脚本・写真: 三野新
演出: 三野新と出演者たち
出演: 菊地敦子、深澤しほ、藤家矢麻刀、立川貴一
衣裳: パグメント
美術: 西村 健太
音響・音楽: 涌井智仁
宣伝美術: 石塚俊
演出・制作助手: 中谷優希、志賀耕太
美術助手: 高橋宙照
原案: サミュエル・ベケット『フィルム』『息』
協力: ヌトミック、ANOMALY
制作: ニカサン
制作協力: 清水聡美
助成: アーツカウンシル 東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
主催:ニカサン、京都芸術センター(京都公演)

●深夜公演開催●
8月3日(土)24:00の公演終了後から始発時間まで、ライブアクトやトークマラソンなどを展開する特設イベント「うまく落ちる練習 の練習」を開催! 朝まで生トークのゲストには、アーティストの 卯城竜太氏(Chim↑Pom)、松田修氏に加え、いぬのせなか座 山本浩貴氏、鈴木一平氏が決定しました。
ライブセットには、「うまく落ちる練習」音楽を手掛ける涌井智仁を中心に6アーティストが集結。終演後の舞台をそのままステージに、作品世界をシームレスにつなぐライブを展開します。

TALK GUEST 8/3 24:00
卯城竜太(Chim↑Pom)
松田修
山本浩貴(いぬのせなか座)
鈴木一平(いぬのせなか座)

MUSIC
網守将平、荒井優作、constellation botsu、takao、土井樹、涌井智仁(五十音順)

*京都公演情報*
京都公演 - KAC Co-program 2019カテゴリーA採択事業
【日時】
9月15日(日) 20:00
9月14日(土)14:00/20:00
9月16日(月・祝) 15:00
【会場】京都芸術センター
【チケット】8月1日発売
公演共通:前売券 3,000 円・当日券 3,500 円
ご予約▷ WWW.KAC.OR.JP

【お問合せ 】
ニカサン
INFO.NIKASAN@GMAIL.COM
NIKASAN.NET

umaochi.jpg